梅雨晴れの大渓谷に釣りに行く
待ちに待ったダイナミックな本流渓谷のシーズンがやって来ました。
足と汗で釣る源流釣行も魅力的ですが、こんな白い巨岩が配置された明るい渓で、変化に富む流れを
思いっきりラインを繰り出して大らかに釣る。釣り人密度の低い山岳渓流ほどの釣果はありませんが、
厳しい流れを交わして獲り込む渓魚の引きは中型クラスでも強烈で、一尾の価値が違うってか…
自分的にはそんなふうに感じています。
この日も決して好条件とは言えなかったのですが、見事に#11ピーコックパラシュートに騙されて
くれた良型イワナに感謝です。頻繁に訪れる釣り人に教育されているようで、渓は大らかでも渓魚の
反応は超渋で、教科書通りのポイントからは容易く出てくれないのもまたこの手の渓の特徴。
滅多に使わないストマックポンプでちょっと失敬すると、やっぱり水面での捕食物はなし。超渋な訳です。
今さらニンフの選択肢はないわけで、
ピーパラを#17にサイズダウンして水中揉まれ込み作戦に変更すると…
明らかに反応が違ってきます。まったく勝手な解釈ですが、こんなことをあれやこれやと考えながら釣る
のもまたマニアックで楽し!イワナが何を考えているかも、状況がどう移ろっていくかも凡人の自分には
はかり知れませんが…
何度ものキャストの後に何かのスイッチが入って、反転流の奥底から急浮上してドルフィンターンで捕食。
今度は#15ハードシェルアントで。
答え合わせをしてみると…
ポンプを差し込むと溢れんばかりに、水中、水面羽化、羽根もの昆虫類となんでもアリ、その中に甲虫類
も混じって、まずまず合格ラインと言うことで…
こんな些細なことでも幸せな気持ちになれるって、フライフィッシャーって変わった生き物です(笑
思いっきりマニアックったんで、次回は忙しい釣りでも行きますかw
雨のち源流
先週末に密かに計画していた(笑 こちらの源流。ところが”奥”一声で新潟買い物ツアーに予定変更。
それはそれで楽しかった訳で… 好きな趣味を気持ちよくさせてもらうには、これもまた絶妙なさじ加減。
そして迎えた今週末は、思いっきり”源流”して来ました(^^
テンカラ・Kさん情報より、そろそろ高活性!水面大爆発‼と決め込んで向かいましたが、前日の強雨の
影響で水温急低下。気温も低めで終日肌寒く、渓魚ばかりか釣り師の活性も今一つでしたが、まあまあ
この時期としては良い釣りができたかなって感じ…。
通年であればこの狭い淵なんてまだ半分くらいスノーブリッジが掛かってるはずなのに、
やっぱり今年も昨年に続き低山・里山は少雪だったようです。
数は多くなかったけど、定番ポイントからは確実に出てくれます。
良型ネイティブにも出会えて… 苦労してここまで来た甲斐がありました(^^
源流スタイルも新調したことだし、次の源流釣行を頑張って計画しましょう!
疲れたけど心地よい疲労感。こんなところで… おやすみなさいww