新緑、嬉し!
すべてのものが生き生きと鮮やかに、輝きを放つ季節の到来。
目的の渓への道中、あまりもの美しさに車を停めて、思わずシャッターを一押し。
次々と彩りが増して… 被写体に事欠かない季節となりました(^^
そしてこちらにもまた、芽吹きから新緑へ…
3週ぶりに訪れたこの渓ですが、前回とは様相が一変、生まれたての緑輝く新緑の渓
に様変わりしていました。ああ、新緑 嬉し!
少しづつ水が温むと渓魚も流れに出てくるようになって… 明らかに反応が違って
きています。ミドリカワゲラもパラパラとハッチしていましたが、水面を意識する
までもう少しというところ。
河畔に咲き誇る山吹の黄色(やまぶき色)も鮮やかに。次はピンクのタニウツギに
移ろえば、水面も賑やかになることでしょう。
濁流を超えて…桜ヤマメとの出合い
ここ数日、めっきり春めいて気温も急上昇。近隣の本流を覗くと…濁、濁、何処も濁!
とても竿を出すどころか、近づくことすらできない状況でして。
桜が開花する頃にはいつものこととは言え、この時期の釣り場探しは一苦労。
こんな時は来るベストシーズンに備えて、家で大人しく毛ばり貯金でもしていれば良いものを
何とか竿を出せる流れはないかと徘徊するのも、またこの時期の恒例。
そして、西へ西へと流れて…
ようやくたどり着いた何とか釣りになりそうなこちらの支流。当然、増水気味ではあるものの、
濁りがないだけでも救われます。
まっ、竿振れるだけでももうけもんってことで、3時からのJリーグDAZN中継までに軽〜く
やって帰りましょっ!て、良さげな堰堤のプールにニンフを送り込んだら行き成りマーカーが
引き込まれて…
側線に沿ってほんのり桜色を帯びていて、変則パーマークがはっきり浮き出た、この時期にしては
コンデションの良いヤマメが、なんと1投目で来てくれました。
今シーズンのヤマメ1号がこんな美形の良型(26センチ)なんて、嬉!
腹部の黒斑も多く、クッキリと。ネイティブの証し。
後にも先にも当たりはこの1回だけだったけど、水温8℃の厳しい状況の中、価値ある1尾となりました。
半年ぶりの再会。あまりの美しさに暫し見とれてしまいます。
降海型を桜鱒と名付けた理由はこの色合いにもあるのかも?
次回、訪れる時は水面で遊ばせてくれるかもしれませんね。新緑の季節が待ち遠しい…。