里山の恵みを探して・・・スノートレッキングとMTBライドの2日間
年末年始の長い休暇も終わり、新たな気持ちで仕事モードにスイッチを切り替えたと思ったらまたもや3連休。
なかなか本格的な社会復帰とは行きませんが、いつまでもお正月気分でもいられません。大晦日から三ヶ日に
かけてお腹周りに蓄えた脂肪を燃焼するには絶好のお天気となった初日は、テンカラ・Kさんと雪の山里に
スノートレッキングに。
しかし、今年の冬はどうでしょう。例年であれば少し山方面に向かえば積雪があって、目的の山里入り口集落は
スッポリと深雪に埋もれている頃。ところが何んと30cmあるかないかの状況で、スノーシューも必要ないかと
思いきや、さすがに小一時間も進むと目的の場所の山肌には1m近くの積雪が。少しホッとしましたが、それに
しても少ない。まっ、小正月頃からは本格的に降ることと思いますが、このまま行ったら今夏の渇水が少し心配
になってしまいます。
そして、ここまで来るもう一つのお目当ては冬の里山の恵み”ヒラタケ”探し。
これもまた期待したより少ない量でしたが、二人でカップうどんに添えるには十分。この季節ならではの山里
のごちそうをありがたくいただきました。プリプリの食感が堪りませんね。
そして、2日目。この日もまずまずのお天気ということで、”ジッとしていられない病”の自分はやっぱりジッと
していられないわけで、年末に手に入れた新MTBを駆り出してこんどは海方面の里山へ。
海岸線から登り下りで内陸の山間部の集落を二つ三つ経由して、数キロ西の海岸線に出るという太腿に
応えるストイックなライド。グーグルマップの位置情報で確認しながら、ルートを選んで進むという
冒険心をくすぐる楽しいプチ・ツアー。
こちらはさすがに海を臨む里山、標高はそれでも200〜300m程度はあるのですが、場所によってはこんな春
の兆しが。少しですが摘ませて頂いて大好きな奥様のお土産に。ふきのとうが大好きな、奥様ですから…(笑
何度ものキツイ登りをやり過ごし、スピード感あふれる下りの途中に車輪を止めて臨む雪を覆った山並み。
中央が11月初頭に登った権現岳、あれもまたキツイ山行でした。右手前は鉾ヶ岳、こいつは今秋に挑戦と
決めてます。そして左奥は9月に登った百名山の火打山、見事に真っ白な姿に。
ようやく5時間近くかかって到達した海辺の街並み、筒石集落です。前に荒海、後ろに山壁、厳しい環境
の中、ぎっしりと寄り添って立ち並ぶ瓦屋根の家々に言葉に言い表せない感動を覚えました。
そして、暫し海岸線をR8で並走。厳冬の日本海に身を任せる彼らサーファーもまた流石、好きこそ…ですね。
戻り着いた名立うみてらすのあずまやで。
暖かい飲み物とカレーパンで癒されてから、車で帰路に着きました。
またまた奇跡のお天気に恵まれた休日、脂肪の燃焼(?)と山の恵みのお裾分けを頂いた充実の2日間と
なりました。