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2016.09.25 Sunday

激流に挑む!

前節は渇水に泣かされ、今節は一転して激流に… 今シーズンの後半戦はなかなか

ちょうど良いという状況に出会えなかったな〜。

 

とは言え、限られた日程での釣行では危険を顧みずとは言わないまでも、立ち向かわなければ

ならない場面もあるものです(そんな大そうなものでもありませんが…)。

 

まとまった長雨の後、大物が騒ぐと思い込んで疑わないこの方と自分。やっぱり何です…^^;

 

こうなるとキャスティングの技術やフライが合う合わないとかの問題よりも、一番大事なのが

渡渉・遡行の技術。あとは絶対来るって信じることと病的な執念(笑

 

激流に押されながらワシワシと釣り上がり、「今日は絶対出るって雰囲気プンプンですよ」って。

幸せな二人です。顔合わせて笑っちゃいました。

 

そして、頑張る人には来てくれるもんです。

 

さらに本命も… 25cmのオス。厳しい状況の中での価値ある出会いでした。

 

Mさんも良型のヤマメを激流から引きずり出したようで… 流石ですね。

 

もう少し水嵩が引けば、通い続けたこの川で念願の尺ヤマメか?と夢は膨らみますが、

悲しいかな間もなくシーズンも終了。もう一回くらいチャンスもらえるかな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016.09.18 Sunday

渇水に苦しむ・・・

台風16号の接近で秋雨前線が刺激される前にサクサクってやっちゃおうと訪れたのは、

前回時節外れの5月に挑んだこの河川最上流の区間。通年であればあの時期には完全に

雪渓で閉ざされている流れですが、今冬の少雪で下流域の1月以上早い最盛期の訪れに

気を良くして挑んだものの、流石にそこは深谷の源流…敢え無く敗退となった区間。

 

今回はそのリベンジをと意気込んで、MTBを引きずってここまで約2時間のアプローチ。

最近はすっかりお気楽な釣りにどっぷり浸かっている自分。やっぱりこの歳になると

身体は正直なもの。暑さもかなり落ち着いたこの時期にもかかわらずヘロヘロになって

目的の流れに到着。すでに釣る前に疲れ切ってしまい、体力の落込みを痛感した瞬間。

歳を取れば取るほど自分を甘やかしてはいけませんね…。

 

そして、川を覗けば… 今年は全国的に台風による影響と前線の停滞で各所で災害を被る

大雨が続いている中、本当に幸運にも大きな影響もなくこうして川で遊ばせて貰っている

身なんで贅沢を言ったらバチ当たっちゃいますが、こうして少雪の影響を最後まで引きず

った状況で… こちらの河川は何処も高い山から一気に急流となり流程が短い分、たっぷり

雪が降らないと水が持たないこと、改めて実感させられたシーズンとなりました。

 

こうなると釣り人の密度の低いこの区間でも渓魚達はめっきり神経質に。ほぼ水たまり状

となった薄い流れに、技術が許されるだけ遠くから17番以下の小さめのフライを投じても

”ピらっ”て一回見に来るだけ、2回目は無し。たまに咥えてくれても煮干しかシシャモサイズ。

 

なかなかテンションの上がらない中、既にこの区間の最終堰堤に早目の到着。普段は豊富な

水量を蓄えているこの堰堤も、メチャくちゃクリアーな状況で期待は超薄だったのですが、

こんな状況だからこそ魚が居れば見えるのも堰堤プールのワクワクするところ。

そぉ〜っと左側のプールを覗き込むと、大き目の魚影が流れ出し近くを下層から中層、中層

から下層と… プールの深みに入ったり、また戻ったり。その一部始終が良く観察できます。

 

こういうの見つけただけで、これは戦えると嬉しくなる… これこそフライの釣り

を志す者にとってアドレナリン出まくりの瞬間であり、至福(となる?)の時間。

取り敢えず6Xティペットに結ばれたままの#16アントパラシュートを流れに

戻ったところを見計らって優しく流れの上方に載せます。

 

 

ハードシェルのためポトリと落ちた強めの波紋で「こりゃ拙い!」と…でも魚には

大きな動揺もなく、無視してゆっくりと深みに。でも見える程度の開きの深みで、

落込みの下に潜り込むような警戒心は感じられないため、こりゃ遣り甲斐ありと

ニヤリ(この微笑み、傍から見たら病人です)。ここからが圧倒的に楽しいんです。

 

気を取り直して、逸る気持ちを抑えて、7Xティペットを長めに足して、この日

もっていたテレストリアルのフライBOXの中で一番小さい#19フライングアントを

取り出し、老眼を擦りながらアイに。なかなか通らん… ニードルでほじくって

2回3回… プールをチラ見すると流れに戻ってまたゆらゆらと… 気が焦る…

空にかざして(最近は何時もこんな)ようやくアイ通して結び目を確認。

 

 

よっしゃ、とロッドをバックキャストに移すと、あらら…長いティペットがベストの

フォーセップに絡んじゃってる… 気が焦る…

 

何とかキャスティングに移行。フワリと上方に着水。今度はCDCが効いて落下傘降下

でいい感じ。しかし、流れがゆる過ぎるせいかなかなか定位している所に届かずに

異常なし。何度か投じるうちに渓魚は流れから深み方向に移動し浮沈の繰り返し。

 

ローテーションかとも思ったけど、今度は真上にと投じたフライが着水した瞬間に

突然の急浮上。初めての反応でしてやったりのフッキング。してやったりの最高の

シュチュエーションとなりました。

 

そして手元のネットに収まってくれた美形尺イワナ。32cmありました。

沈黙を破った諄い長文(笑)はこの位にして… 後は写真で…

久し振りにゆっくりとした撮影会。こちらも十分諄いって?(苦笑 ごめんなさい。

 

ススキの穂も目立つようになって、いよいよシーズンも大詰め。あと何回行けますか…

また素敵な思い出を残したいものです。

 

 

 

2016.09.11 Sunday

初秋を釣る

 

台風一過、絶好の秋晴れの中、かんりさんと高地の渓でイワナ達と遊んできました(^^

減水の影響もあり渓魚たちの活性はもう一つでしたが、久し振りの山岳渓流と露天風呂

を堪能出来て楽しい初秋の一日となりました。かんりさん、またお付き合い下さい!

 

翌日は打って変わっていつもの本流域。

Mさんの調査報告をもとに謎の巨大魚狙いにいそいそと鼻息荒く(笑)出かけましたが、

ご覧のような驚きの渇水でほとんど釣りをさせて貰えず、謎の巨大魚はに翻弄さるばかり。

シーズンもあと僅かですが、またまた大きな宿題を頂いちゃいました(^^;

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