ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< August 2015 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2015.08.29 Saturday

激流と尾鰭



なかなか水嵩の落ち着かないこちらの本流。裏切られても、打ちのめされても、また足を運ぶ懲りない自分。
大きな川は大きな魚を育む。信じて止まないのです。病んでますが…(^^;


そして、今回はこちらの方まで巻き込んで… Mさん、遠路遥々ようこそ!北國の激流へ。
「めっちゃくちゃ難しいけど、こんな厳しい激流からイワナを引きずり出せて、それだけで満足っすよ〜」って、
相変わらずのモチベーションの高さ。この姿勢が日頃の実績に。尺も2ケタに届く勢いで… 病人仲間です(笑)


でも、お互いただの病人ではないのです。良いものは良い、美しいものは美しいと、違いの分かる病人なんです(爆)


そして、美しいと言えば… 見て下さいこの尾鰭の逞しく美しいこと。激流を泳ぎ切るために備わった遺伝子です。


今回も特大サイズには会えなかったけど、尾鰭が尺クラスだったので大満足。


2mそこそこのロッドから繰り出すライン。その先に結ばれた小さなちいさな毛鉤をこの大きな流れの中で器用に
見つけて、偶然にも咥えてくれる渓魚たち。今回もまた奇跡の出会いに感謝です。





 
2015.08.22 Saturday

Rainyday


2週連続の雨の中の釣り。基本Saturday Fisherの自分は多少の雨予報でも出掛けなければ。昨日も大降りではないけど
終日降ったり止んだり。こんな日は渓選びに悩みます。


昨夜もギリギリまで各方面の天気予報を見比べて、一番良さげな方面の渓を選びました。こちらには2年ぶりの来訪。
ダイナミックな渓相で正にジモトを代表する渓の一つ。アプローチはちょっと大変ですが…


これがあれば帰りは楽ちん。久し振りにスピード感に溢れる林道走り満喫しました。


ここのもう一つの楽しみは美しい群生ブナの林道歩き。雨に濡れて瑞々しいこと、癒されます。


そして、宝石のようなイワナ達にも再会できて…


少し疲れたけど、気になっていた渓なんで思い切って来て良かった。達成感が心地よい釣行となりました。



 
2015.08.15 Saturday

二連戦


猛暑の夏がようやく落ち着き初めて来たお盆休み。今年は奥さんは前半仕事で休みなしと言うことで… そうなると迷いなく
釣り三昧の計画を。普通の週末は2連戦はやらない人ですが、この休みはここぞとばかり(笑)


初日にやってきたのは前回激流と化した水量に愕然として、尻尾を巻いて退散した西の本流。もうそろそろ良い頃と勇んで
来たけど…水勢はこんな状態で決して適水とは言えない状況。そして水温は計らなかったけど、めっちゃくちゃ冷たいと
来ている。案の定、苦戦を強いられました。


今年は雪も多かったこともあり、8月半ばでもこのありさま。やっぱり9月がベストシーズン!?終わっちゃうでしょ(^^;


でも逆に、この厳しい環境に守らている宝石のようなイワナ達。間違いなく命を繋いでいます。まずは今年も会えたことに
感謝です。上の定番ポイントで深い水底から突進するようにフライを咥えてくれました。


そしていつもの堰堤では… 尺には少し足らなかったけど、待ち構えるように。
どこも源流域では最盛期と言うのに、こちらは初秋にかけてようやく最盛期を迎えるという感じでしょうか?次回に期待です。


引き続き2日目に訪れたのは… 北信の小渓流。ここは存在さえ知らなかったレア中のレアな渓。実は本来、kanriさんと
ストイックな釣行第二弾をホームリバーで計画していたんですが、行ってみるとダダ濁り。こんな濁り、未だかつて見たことない
濁り方で、さすがに今回は断念!次回にリベンジと言うことで、急遽向かった先はkanriさんの取って置きのホームへ。

ご案内するつもりが、100%ご案内して頂いて… 小雨交じりの一日でしたが、いえいえどうして替えってストイックな釣り
堪能させて頂きました。


いきなりこんなのや(31cm)、


こんな源流らしいの…


そして最期にはこんな美形まで…(自分的には今シーズン1番の美形イワナでした)


悪天候で厳しい条件の中、本当に何から何までずっぱり1日(笑)、お付き合いありがとうございました。

こんな感じで盆休前半は、悔いのない2連戦 堪能致しました(^^ さすがに後半はゆっくり身体を癒すことにしましょう。





 
2015.08.11 Tuesday

癒し


先週はハード釣行と猛暑の登山が続いたため、さすがに頑丈な身体も少しお疲れモードに・・・ 


この週末は完全オフで、奥さんと癒しの湯へ。


帰りに立ち寄った鮮魚市場で海のミネラルを補って・・・ 取り敢えず夏休みまであと3日、頑張ります!
2015.08.03 Monday

鉄塔を超えて・・・


昨夏から始めたおじさん3人の日帰り山旅。今回はレベルを少し上げて登山らしく…

目指したのは魚沼の平標山。折しもこの日は記録的な猛暑日となったようですが、ネットで下調べしたコースは偶然にも
全員がこちら鉄塔越えの松手山コース。急登の連続で正直バテバテでした…少なくとも2日連続ハードワークの私は(^^;


それでもこちらからはキツイながらも時折涼しい風が通り抜ける展望の開けた素晴らし稜線歩きを織り交ぜながら…


期待が膨らむおじさん3人。


こんな感じで360°の開けた眺望。山頂に並ぶ稜線前の急登は手強そうだけど、小休止の後、いざ!出発です。





途中、こんな色とりどりのお花畑に癒されながら…


こまめに休憩を入れながら


もう少し、もう少し、山頂を目指しましたが…


群馬方面からの黒い雷雲と稲妻がジリジリと近づいて来て… これはいけません。山頂まであと20分ほどでしたが、
潔い判断で撤退、同じコースを辿っての下山を選択しました。相手は大自然、舐めると大変ですからね。内緒ですが
自分的には正直”ホッ”としたりして…。

なんと約5時間の行程で飲んだ水分はペット5本の2.5ℓ。驚きです(^^;

今回は残念ながら登頂できませんでしたが、またタイミングを計って是非リベンジしましょう!


 
2015.08.03 Monday

幽玄、雄大、フライフィッシングを楽しむ


”山紫水明”という表現がぴったりと嵌る幽玄、雄大なこちらの渓谷。シーズン中一回はベストな日を選んで訪れます。


ここまでのアプローチがなかなかハードなため、心身ともに万全なコンデションでなければ…と、自分の中では決めています。


そして、同行者もそれなりの心構えが必要です(笑)


と言うことで、満を持してお迎えしたKanriさん。初めてお会いした時より、かなり濃厚な”同じ匂い”を感じました(笑)
…そうでなければ失礼、失礼。


上流へ向かうにつれ、渓相は男性的な荒々しいものへと姿を変えていきますが、入渓間もないこの辺りにはこんな可憐な花が
咲き誇り、ロッドを振る手を止めて一時見入ってしまいます。興味があるのは渓魚だけじゃないんですから…(笑)


初めて訪れたKanriさんもこちらのような渓での釣りは初体験のようで、幽玄、雄大な景観にいたく感動されたよう。
とは言えそこは若いながらも流石に経験豊富な釣り師、渓相に合わせたシステムで早速黙々とロッドを振り始めます。


そして、未だこんな巨大な雪渓が残り、決してベストとは言えない状況の中でも引き出しは豊富。臨機応変に対応して確実に
釣果を上げて行きます。


水面で悪ければ水中、それでも興味を示さなければハイフロートでアクションを入れての誘い出し。色々な方とご一緒すると
この歳になっても一つ一つが勉強です。


日も高くなると下方とは打って変わって同じ川とは思えぬほどのダイナミックな渓相に…と、ともに未だユキシロが入るのか
濁りも目立ち始めて厳しい状況に。コンデションさえ良ければ良型の実績のあるポイントの連続なんですが、この日はなかなか
思うようには行きません。


こんな時は気分転換にこれでしょう。”グビっ”とやって仕切り直しです(^^


その後、Kanriさんに良型が… もちろん入渓間もなくにも泣き尺を含めて数尾を釣られていたのですが、シャッターチャンス
がなかったもので、ようやく記念撮影を。


良い絵が撮れました。自分で言うのも何ですが(笑)


そして、ようやく自分にも嬉しい良型が。1cm足りませんでした(^^;


あれ、前回お会いしたような…


同じポイントで… これってヤマメでの経験はありますが、イワナでは初めてかも…


ストマックを拝見すると… こんな感じじゃ渋い理由分かります。取りあえずマッチフライは#15アントパラ、納得です。


この辺で箸休めに素晴らしい景観を。見事な…。


唯一の沢筋にはこれまた見事な滝が…。思わず見入るKanriさん。


上流域は厳しいものでしたが決して悲観することはありません。この川の良いのは釣り下りの下流域。朝より良かったりして…。
これも1cm程足らず。


それにしても色白な。環境によってこれほど違うとは… いつもながら驚きです。


そして… タイムアップギリギリでギリで届いた待望の一尾。諦めずに頑張って良かった。


Kanriさん、長時間のお付き合いありがとうございました。嫌いじゃない?ようなので…(笑) また、ご一緒しましょう!
 
Powered by
30days Album
PR