2014.08.31 Sunday
晩夏の渓で・・・
不安定な空模様が続いた今年の夏。8月最期の週末も結局ジモトは雨予報。行きたかった高原の渓はこのお天気ではお預けに。
と言ってもシーズン終盤のこの時期に引きこもってもいられません。2〜3日前からYahoo!天気とにらめっこ。昨夜はギリギリまで「雨雲の動き」をチェックして、何とかなりそうなこちらの渓へと。
結局、予報は外れ雨にも会うことなく、最期の夏を楽しむことが出来ました。
今週初めの大雨の影響か渓魚たちの動きは鈍く、最期までポイントは掴めませんでしたが、深み流れから何とか良型も出て。
そして、支流の堰堤プールからは丸々太った尺イワナも飛び出してくれました。
淡いオレンジ色の朱点が印象的なヤマトと見紛うような体色で。
今夏の最期に心に残る一尾となりました。
短時間、短区間でしたが終わってみれば”つ抜け” 思い切って出かけて良かった(^^
河原の虫たちも秋の彩に。
禁漁まで残すことひと月。あと何度出かけることが出来るでしょうか…。
2014.08.25 Monday
旧交を温める
33年前 みんな若かった。そして、みんなが希望に胸膨らみ、総てがキラキラしていた。社会に出て最初の仕事の教育機関での4か月の共同生活。その濃縮された日々、目を閉じると今でもハッキリと脳裏に浮かぶ。
今はそれぞれの町で、それぞれの職場、仕事で、置かれている状況は違うけど、久し振りにこうして集まると、あの時のやんちゃな若者のまま。そしてあの頃の様に何の屈託もなく笑った、笑った。
今回の温泉旅、企画していただいたAちゃん。いつもありがとね!そして、Mさん、あの頃のめちゃくちゃぶり、歳を重ねた今でも健在でしたね!きっと、孫を持つ頃になってもこうしてバカ騒ぎ出来る仲間でいることでしょう。
やっぱり昔の仲間、最高でした(^^
2014.08.17 Sunday
お盆休み後半のこと
お盆休みの後半はお隣長野は野沢温泉への癒しのプチ旅行。当初の予定は涼しい高原でのキャンプを計画していたんですが、この連休はお天気が不安定。何とか前半は目標の釣りと山登りを楽しむことが出来たのですが、後半はさすがにいけません。
早々に計画を変更して、雨降りのお天気でものんびりと楽しめる近隣の温泉行きと致しました。
お昼近くに自宅を出発しても2時間少しで到着。この雨なんで早めに宿に入って…とも思いましたが、偶然見つけた温泉地の近くに位置する北竜湖に立ち寄ることに。まったく下調べもしなかった割には素敵な場所で、相当なめっけもんでした(^^
湖は何んとハート形(グーグルアースでご確認を)で何でも縁結びに訪れる若者が多いとか。近くにはこれまた縁結びのご利益があると言う小菅神社があるようで、今回はこれ以上結ばれても怖いんで(笑)参拝しませんでしたが…。心当たりのある方は是非お出かけあれ。
そしてこの雰囲気ある茅葺の屋根は「北竜湖資料館」。またこちらは素晴らしい癒しの空間で、どこぞの旧家を移築したとか。
入場は有料ですが、日本全国各県の民芸玩具が展示されており、大変興味深く拝観させて頂きました。
湖畔ではキャンプも出来て(この雨の中でもテント3張あり。知る人ぞ知る穴場って感じ?)、周回できる遊歩道もあり、隣接に日帰り湯の施設も。今度、ゆっくり再訪してみたいスポットでしたよ。
北竜湖を後に、早めでしたが今夜のお宿にチェックイン。そして恒例のお着きのビールを一杯やって(なんともこれが温泉泊りの醍醐味で…)、早々にこちらの名物「外湯巡り」に。
こちらの外湯は結構な高温で、なかなかゆっくりとはいきませんが、ささっと浸かって、もしくは恐る恐るお湯を掛けて、足だけ浸かって、次のお湯へ。こんな感じで13件を踏破(湯破?)する方も結構おられるようで…
そして、涼みがてらにお洒落なみやげもの店をのぞくのもこちらならではの楽しみ。
夕食前の温泉街のそぞろ歩き。こんなたまらなく贅沢な時間の使い方、本当に来て良かったと思えるひと時でした。
旅館にもどったら、今晩のお楽しみ。素朴ですが、ボリュームたっぷりのご馳走に大満足。ごちそうさまでした。
夕食後には宿の内風呂、露天風呂にもゆっくり浸かって… 野沢温泉の夜、ゆったりとした時間が過ぎて行きました。
そして、翌朝、大湯通りの朝市に出掛けると、何と前方から見たことのある人たちが… 偶然にも幼なじみのぼーちゃん家族と鉢合わせ。話を聞くと彼らも急に決めて来られたとか、本当にびっくりする巡り合わせ?やっぱり親友ぼーちゃんとはこんな絶妙な縁があるんだな〜と…お互いに恥ずかしいやら、嬉しいやら(^^
それも同じ熊の手洗い湯通りの目の前の宿だなんて… ここまで来ると笑っちゃいますね!その後、朝食を済ませてからラインで連絡を取り合い、外湯「熊の手洗い湯」で裸の付き合い。7月の赤湯温泉につづいて良い時間を過すことができました。
定番のおみやげも忘れませんよ(^^
そんなわけで今回のお盆休み、がっつり、ゆっくりの濃厚な4日間。また一つ良い思い出作りが出来て、今年後半戦に向けての活力になりました。
2014.08.15 Friday
お盆休み前半のこと
今年のお盆休みは4連休。多からず少なからず、スムーズな職場復帰のことを考えると自分にはこの位がちょうどいい日数です。
でも、4日間の内容は濃いんです。前半2日間は奥さんも仕事、大きくなった子供達もそれぞれに。自分の時間が持てるって本当に幸せですね。それも自分の好きな趣味に没頭できる、お盆休みの前半は釣り三昧、山三昧の2日間でした。
まず初日は普段通勤に使っている26年選手のマウンテンバイクを駆りだして、アブの巣窟へ。前日、テンカラ・Kさんが隣町の渓への釣行の情報では、アブはそれほど気にならなかったとのこと。そして、アブの巣窟の悪名を持つこちらの渓とは言うと…
この時期に、敢えてそんなところにと笑わないでください。釣り人が遠のくこの時期はプレッシャーが落ちて爆釣なんてケースが過去に何度も。と言うわけで、ついつい完全防備で足を運んでしまします。
台風11号のあと夏本番と言うのに30℃に届かない日が続いています。そんな影響でしょうか?テンカラ・Kさんが言うようにこちらもフェイスネットをしなくても良い状況。居ることは居るんですが、水辺にはほとんど寄って来ませんでした。
なんか、いつもと違う、拍子抜けって言うんですか、釣りやすいことこの上なかったんですが、釣果が伴わないこの日。たまにあるんですよこの渓。あれっ、どうなっちゃったの?って日。この日はまさにその日でした。
いつものようにこの時期の定番、アントパラシュートとピーパラでローテーションしたんですが、釣れたイワナのストマックはやっぱりアリ。それも小さいこと、この時期に#18、19サイズなんて。どんだけ神経質なんでしょう。
まっ、それでもムラがあってもボチボチと釣れたことだし、スリル満点のマウンテンバイクのロングライドも楽しめたことだし、第1日目はこんな感じでヨシとしましょう。
そして、2日目。この日は職場のN君と登山を予定していたんですが、お天気も今一つはっきりせず、ところによっては雨の予報も。釣りから帰って考えあぐねていると、N君から急用ができて行けないというメールが。じゃあ、ハード釣行の疲れもあるし、この日はのんびり休養でもとも思ったのですが、せっかっくの休みに”まったりと”はどうも性に合わないんですよね。
そこで、行く予定だった火打登山を結構することに。と言っても、お天気も何時まで持つかわからないし、出だしも遅かったんで、山頂前の高谷池まで行くことに。
7時半に笹ヶ峰の登山口をスタートし、自分のペースでは約2時間半の行程です。遊歩道から黒沢川の橋を渡り、十二曲がりを終えたまではお天気も良好だったのですが、一息着いているとポツリ、ポツリと雨が… えっ、早すぎない?予報では夕方頃から雨のはずだったのに。標高2千メートルに届く高山の天気はYahoo!天気では当にならないことを思い知らされました(^^;
超ポジティブな性格なんで、じき止むさ、大したことないさ、高谷池に着いたらかわいいハクサンコザクラの群落をカメラに収めるぞっと、意気揚々と歩を進めましたが、あろうことか雨は本降りに。
ハクサンコザクラの撮影どころじゃありません。ようやく着いた高谷池では結局デジイチ出せず仕舞い。20分ぽど休んで、早々に帰途に…。
雨の合間を縫って何とか撮った渾身の3ショット。雨に霞む笹原の木道を行く赤い女子ひとり。おそらく山頂からの帰りでしょう。山ガールなんて言葉で一括りには出来ない。ロングヘアーの若い子でしたが、会釈をすると疾風のように通り過ぎて行きました。
それでも下りには雨脚が多少弱くなり、撮影の余裕が。
いつもは準備万端の自分も、今日ばかりはyahoo!天気を信じすぎ(苦笑)、ザックカバーも持って来ず、ドロドロに。
シューズにも浸水して、クタグタに。幾らゴアテックスのライニングでもこれはいけません。
自然相手の遊びなんで、こんなことも時にはあるってことで…
登山口の駐車場に着くと、束の間の晴れ間を狙ってランチに。
この後、また、また、雨模様となったのですが、山よし、川よし、欲張りな自分は、直下の川でヤマメと遊んで。
めちゃくちゃ内容の濃いお盆休前半となりました。