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2014.06.22 Sunday

足の踏み場、手の着き場もないほどに・・・


この渓の山肌の木々、新緑から深緑の季節へ移ろう頃と言うのに、何か芽吹き前のような色あせたものに。その理由は…


のっけからグロなんでこんな画はお見せしたくはなかったんですが、この子たちが食い散らかした結果です。

例年、この梅雨入りの季節はこの「マイマイガ」の幼虫(一般的には毛虫)が大量発生しますが、今年は異常過ぎませんか?
今頃は渓も盛期に入り、毎年頻繁に足を運ぶ時期なんですが、長い渓流通いでもこれだけの大量の毛虫を確認したのは初めての経験のような…。それもご覧の通り渓の水際まで大混雑の状態に。

太平洋側では梅雨前線が活発で各地に大雨の被害をもたらしていると聞きますが、うちらの地方は例年より早い梅雨入り宣言が出されているものの、今のところまとまった雨が降らない空梅雨の状況。仲間うちからは渇水の声が聞こえていましたが、この渓、前回釣行からひと月あまり。あの時は渡渉場所も考えなければいけないほどのユキシロ増水だったのに、まるで真夏の渓と見紛うほどの酷い渇水となっていました。

この空梅雨の影響かどうかは分かりませんが、今回の毛虫フィーバーには驚くばかり。まさに足の踏み場、手の着き場もないとはこのこと。そんな「マイマイガ」の幼虫の大量流下と渇水で渓魚達の活性もこの盛期に微妙に渋い状況に。


それでも何とか釣りあげたイワナのストマックを見ると消化中の毛虫が大量に。こんな富栄養のご馳走を苦労せずに食べられるんだからなかなか偽物昆虫は食べてくれないのも分かります。


毛虫のフライ(笑)は持ち合わせていなかったんで、アントパラシュートをデザート代わりにして合わせた泣き尺。なんだかんだ言ってもすっかりテレストリアルの季節なんですね。

超渇水と毛虫で悩まされた今回の釣行。ご一緒いただいたテンカラ・Kさんと二人で考えても考えても答えの出なかった疑問は、あの「マイマイガ」の幼虫の水辺に集まるという奇天烈な行動の真意。どなたかお判りでしたら教えてくださいませ。


 
2014.06.15 Sunday

父の日に


父の日にせっかく戴けるものならばとリクエストした(笑)メッセンジャーバッグ。3人の子供たちが給料とアルバイト代を出し合ってプレゼントしてくれました。早速、明日からの自転車通勤に使わせて頂きます。ありがとう!
2014.06.07 Saturday

思惑通りには・・・


昨年のジャストこの週末、キャンプ&フィッシングで訪れたお馴染みの最強ホームリバー。今年もそろそろユキシロ増水の引き際、良い頃合いになっていることを期待して釣る気満々で行って来たのですが、自然のサイクルはそんなに思惑通りには行かないもので、見事に”撃沈”という結果に相成りました。


水量は予想通り多めでしたが、水温も9℃とギリギリで何とかなりそうな状況です。迷わずドライフライを結んで、ここぞというポイントに1投、2投、3投… ポイントを変えて、フライを変えて、何度振り込んだことでしょうか。結局、水面は割れてくれませんでした。


休暇を合わせてご一緒したヨッシーもこの渓を良く知る一人。彼はニンフで水面下を探り、水面はEHCで反応を伺うというトレーラースタイルがお得意。そのニンフにも反応がないようで、釣り始めてから2〜3時間を経過。その間にドライを1度、見に来ただけとのこと。

自分も仕方がなくニンフに替えて、マーカー下を短くしたり、長めたり、この時期にまさかのシンカーを付けたりでアタリを探りますが、マーカーの動きには異常がなく、ただひたすら時間だけが過ぎてゆくばかり…。


調子が良ければ幾つかの堰堤間でそこそこ遊べたはずが、遂にはこんな最上流までやって来てしまうとは思いもしませんでした。そして、何とか手に出来た1尾。


それもシンカーを多めにして、マーカー下を長くして、反転流の深みでようやっと。アタリも明確でないこと、まったくこの時期にまさかこんな釣りになるとは…。もっともこの最上流ではご覧のようなユキシロ白濁りで水温8℃と冷たいこと、冷たいこと。数日前からの季節外れの猛暑の影響が雪解けを促進させたのでしょうね。


里山では完全にブッシュ状態と言うのに、山肌の残雪の後から芽を出したコゴミがまだこんな感じで、これだけ見るとざっとひと月半は遅れている状況。この季節に早春の恵みのお裾分けを頂けるなんて思ってもみませんでした。


宇津木の花もまだ咲始め。


北陸地方も梅雨入り宣言が出され、これから先なかなか読めない状況となりますが、もう少し季節が進んだら再訪してみましょう。友のヨッシーとは同学年でもう20年来の会社の友人。似たような家族状況でもあり、たまにこうして釣りを共にして、いろいろと近況報告。釣果は貧果だったけど、それに代えられない楽しい時間を過すことが出来ました。これが良いんだな〜 やっぱり趣味って素晴らしい!
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