2013.04.28 Sunday
芽吹きの渓
GW前半3連休の2日目、昨日とは打って変わって爽やかな晴天の釣り日和。となると、行くっきゃないでしょ!リッチマウンテンのあの渓へ。
近隣の河川は何処もユキシロ濁りで極めて不安定な状況でも、この流れは間違いないっしょ!
やっぱね~(^^ ちょこっと水量は多いけど、見事にジンクリアなこの状況。流れの緩い場所では川底まで見通せる清らかさ。本当に来て良かったと心から思える瞬間です。
これでも雪解けは確実に進んでいるわけで、8時の入渓時点で水温は8℃と非常に冷たい。これだとまだまだ渓魚の活性は上がっているとは思えませんが・・・ まあ、やってみましょう。
思った通り、時々当たりはあってもなかなかしっかりとニンフを咥えてはくれません。そして、釣り始めてから約2時間。ようやく本気を出してくれたのがこの子。なんと#8のビーズヘッドフェザントテールを浅場でひったぐって急流に突っ込んで行く。
サイズの割にはナイスファイトを見せてくれました。これもまた本流の釣りの楽しさです。
この子は対岸の反転流から。急流を跨いでのネットインはスリル満点でした。
上を向いてくれるまでもう少し時間が必要なようですが、渋いながらも顔を拝めてこの時期としては上々。次回は是非、水面で勝負したいものです。
芽吹いて間もなくの若葉がキラキラと。良い季節になって来ました。
2013.04.14 Sunday
残雪の渓を釣る
この時期、渓魚たちが最上流に上る前にテンカラ・Kさんと訪れた残雪の渓。昨年もちょうど同じ時期にこちらの重い流れでアウトリガーの釣りを楽しみましたが、今回はどのような感じでしょうか?
解禁からひと月半が経過し、関東や西の方面ではライズの釣りや既にドライでの叩き上がりの釣りが楽しめているようですが、うちらの地元では渓流と言えばまだこんな風。
しかし、郷に入れば郷に従え。このような状況でも雪国のff、なんとか工夫を凝らして釣るのもまた楽しみの一つ。
それでもここ数日の花冷えで、上流域での雪解けのペースがスローダウンしているせいでしょうか、ご覧のように濁りもなくジンクリアな流れ。水量はそこそこありますが、何とか釣りが成立しそうです。まずは一安心。
しかし、河原にはまだまだこんなに大量の残雪が流れに迫る勢いです。
巨大な雪渓が流れを遮る。厚みのある山肌に近い部分を慎重に渡って先に進みます。
そして、深い弛みに重いシンカーを載せた#8のフェザントテールニンフをずっぽり沈めてアウトリガーで探ると・・・
すんなり良型のイワナが咥えてくれました。この釣り、同じニンフィングでもルースニングのように流れで食わせるほど活性が上がっていないこの時期に有効です。って言うかこれしか方法がないっていうか・・・
アウトリガーなんて言うと聞こえはいいですが、何のことはない餌釣りで言うところの脈釣りって言えば分かりやすい。
重い流れで常にテンションを掛けて当たりを取るために子供の小指の先ほどのソフトシンカーをフライの15センチ程上にガッチリと。工夫を凝らさなければ渓魚の顔は拝めません(苦笑)
でも、笑わないでくださいね。これが地元に拘る雪国のffの真骨頂なんで(^^;
日が当たる深場を中心に攻め上がると、引き上げたニンフを追ってくるイワナも・・・少しづつですが活性を上げて来ている証拠でしょうか?
久し振りの抜けるような澄んだ青空の下、芽吹き間近の山々を眺めながらの釣りは楽しいのひとこと。
昼近くなると気温も上がりさすがにユキシロが混じり始めます。入渓からそれほどの距離も稼げませんでしたが、数尾のイワナが顔を見せてくれたし、この時期としては大満足な釣りとなりました。
越えられそうもない雪渓が立ちはだかるところでロッドを畳むことに。無理は出来ません。
仕事も趣味も安全第一ですからね!
テンカラ・Kさんも大満足だったことでしょう。帰りの後姿が物語っています(笑)
とは言ってもまだお昼前。ゆっくりと日当たりの良い雪解けの河原をこの時期ならではの収穫物を摘まみながら・・・ 竿を納めると周りが良く見えるものですね。
まだ出始めですがコゴミ(コゴメ)の姿も。もう半月もすれば一面に生え茂って見向きもされなくなるんですが、この時期は初物が本当に嬉しい。夢中で摘みました。
渓を上がる頃にはデイパックもいい感じで膨らんで、家で待つ(待っていないか?)奥さんへのお土産も出来て良いことずくめでした(^^
帰りに温泉施設でさっぱりして早めの帰路へ。今晩は三十年来の友人二人と夜桜見物で一杯です!春は楽しいことでいっぱいです。
2013.04.07 Sunday
芽吹き前
芽吹き前の里山にスキー遊びに行って来ました。殺風景に見えるこの時期の里山ですが、木々の枝先が赤く色付きなかなか味わいのある景色。
視点を変えると興味深い被写体が結構あるものですね。
どうしたらこんなに捻じれてしまうんでしょうかね〜?
木の体温を感じますね。
枝先をすり抜けて優しく降り注ぐ春の陽光の温もり。少しづつ、ゆっくりと生命力を与えます。
デッサンするとこんな感じに…
若者の集会所って感じ?
こんな景色を縫いながら進む…
そして、冷えた体を温める嬉しいランチって言うか小宴会(笑)今回はまた豪勢でした!
イワナの骨酒を雪山で味わえるなんて、思ってもみませんでした。ほんと、芯から温まりました(^^
今回もDoumtakaさん、そしてNさんご夫妻、楽しい時間をありがとうございました。