2012バージョン
今シーズンのフットワークを支えてくれる新しい相棒。
この頑丈な5レイヤーと快適なゴアテックスプロシェルなら、早春の里川の冷たく絡みつく流れに立ち込む時も、
遅くまで残る雪シロ・増水の強い流れを横切る時も、厳つい大岩の渓を力強く釣り上がる時も、魚止めを目指す長時間の源流渡渉にも、
茨や藪椿のブッシュを踏み分けて行く、ピュアな渓魚が待つ細流へのアプローチにも、そして、強暴なメジロアブの巣窟への突入にも、
きっと、安心して任せられることでしょう。少しばかり散財だったけど、自然に対峙する釣り師にとっては、しっかりした装備は保険のようなもの。
これから始まる長いお付き合い、よろしくお願いしますね(^^
初陣
解禁から3週が過ぎ、ようやく川に立つ準備が整ったこの日。春分と言うのに午後から雪の予報・・・。
今シーズンのスタートには少し空模様が心配だけど、慌てることはないね、この時期の釣り。
遅めの朝食を摂って、のんびりと出かけたのは、初日と最終日はここと決めているいつもの里川。
里と言ってもそこは雪国。川へのアプローチにも困るほどの雪が河畔に。まだ1m以上はあるでしょう。
やっとの思いで入渓すると、最初に出迎えてくれたのは心地よさそうな銀毛を纏ったネコヤナギ。癒されますね。
ロッドを川原に置いて記念撮影。半年振りに戻ってきて、またこの川原に立てたことにまずは感謝です。
気温は5〜6℃と言えども上流で雪解けが着実に進んでいるようで、濁りと増水、水温5℃、決して好条件とは言えません。
この時期、システムは勿論ニンフィングのもの。と言っても昨シーズンの最終日のままマーカーと
少量のタングステンソフトシンカーを付けただけですけどね。
フライはビーズヘッドのハーズイヤーニンフ#16
最初のうちは例によって川を耕す農耕民族。打っても打ってもマーカーはただ空しく流れに乗って過ぎ行くだけ。
2時間ほど耕しているうちに氷雨が降り出し、初日からレインウェアーを羽織ることに・・・。
気温は急降下、手は悴むし、いい加減テンションも下がり切ったところに・・・
嬉しい今シーズンの初物です(^^ かわいいサイズですが厳しい冬を生き延びた逞しいイワナ。美しい。感動です!
そして今日は、デジイチ(Canon EOS 60D)と自作ランディングネット(Bタイプ)の渓流デビューの日でもありました。
両者とも初日に入魂出来たのはホントにラッキー!めでたしめでたしです(笑)
次回は自作ランディングネット(Aタイプ)の入魂と行きたいものですね。乞うご期待です(^0^)
スタートライン
3月に入り、少しずつ春めいてきたとは言え、 家の近所を流れるS川の河川敷は、まだまだこんな感じ・・・。
ここで河口から10kmくらいですから、当然、中・上流域は大量の雪に埋もれています。
最上流の山々に降り積もった雪が、ユキシロとして流れきるのは7月の声を聞く頃かと思うと・・・途方もなく先の話し。
うちの地方の、特に水面での釣りを得意とするフライフィッシャーにとっては本当の意味での解禁は6月以降ってところです。
それでも人並みにスタートラインには立たなければ不安なわけで・・・。ようやく購入した県内共通券ですが。
これって、「シーズン末調整」なんて言う都合のいい制度があったら、「FFドライフライ控除申請」して還付金もらっちゃうんだけどな〜
そんなこと言ってると漁協のシトに叱られちゃうんで、冗談はこれくらいにして・・・。
せっかくスタートラインに立ったのですが、準備不足でスタート合図のピストルは何時になる(鳴る)ことか・・・(笑)