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2016.10.16 Sunday

秋晴れ、紅葉、火打登山

雨雲につきまとわれた先週末は、まったく展望の効かない苦行の登山。でもそれはそれ、自然相手の遊びでは

そんな状況も避けられないこと。そんな時にしか見れない冷たい雨に霞む幻想的な森や湿原の景色だったり、

慎重に濡れた岩や木の根を登る技術や注意喚起だったり、得るものも沢山あるもので、でも、やっぱり苦行(苦笑

 

打って変わって今週末は、先週のうっぷんを晴らすかのような完璧な秋晴れ。最高の登山日和となりました。

こんなベストな日に計画できた火打登山、なかなか狙ったその日に穏やかな秋晴れと鮮やかな紅葉との出会いは

稀の中、ご一緒した”かんりさん”さすがの強運ぶりを発揮!腕前は釣りだけじゃないようで…感謝です(笑

 

スカッと晴れ上がった青空と火打山頂。3年ぶりの挑戦です。

 

お天気が良いとやっぱり足元も軽快。そして、登山中も終始釣りの話題で盛り上がり(笑)、

時間が経つのもあっという間。気付くと富士見平もあっという間にやり過ごし中継点の高谷池

もあとちょっと。

 

余裕があるともう一つの目的の写真撮影も調子良く、二人のシャッター音が響き渡ります。

 

そうこうしているうちに、水蒸気の噴煙を上げる新潟県唯一の活火山”焼山”のドームが目指す火打山の左肩に。

ここ最近、活発な活動が認められ緊張が高まっている頸城連山の雄。現在は登山禁止となっていますが、近隣で

登り残した2000m峰のこの山に登るのが今年の目標としていました。残念ですが、もう少し良い子になるまで

お預けです。

 

そして視界が一気に開けると、火打登山の宿営地、高谷池に到着。

 

これから一気に300mの標高を稼ぐ前に、左手に秋枯れの広々とした池塘の湿原を眺めながら木道を進む。

 

三角屋根の高谷池ヒュッテに別れを告げて、

 

山頂に続く整備された木階段を進むと、

 

天狗の庭に。自然が創り出した造形、まさに詫び寂びの世界。美しい。

 

さらに進んで雷鳥平で一息入れてから高度を上げて行きます。

 

ここからが火打登山の最後の正念場に。

 

後方遠く、日本海まで広がる頸城の平野を眺望しながら、

 

さらに高度を上げると、峰を挟んでくっきり分かれた植生。毎回感動のここからの眺望。

コース一番のお気に入りの絵。

 

ここから山頂までの根性の直登にはさすがにペースが落ちましたが、若いかんりさんにリードされ…

 

笹ヶ峰の登山口からジャスト4時間。ようやく5回目の山頂に証しを残すことが出来ました。

 

これまでに経験のない穏やかな山頂では、お疲れ様のコーヒータイムから始まり、ランチの

豚汁、おにぎり、カップ麺、そして食後のデザートにカフェオレとクッキーまで頂いたあとは、

のんびり写真撮影と近隣の山々の地図探索。そして、渓流釣師としては興味が尽きない谷筋からの

川のトレース。山頂から鳥の目線で川を眺め川を語る…これが圧倒的に楽しい。登山好きな釣り師

の特権。晴れているからこそのお楽しみ。気付いたらゆっくり2時間も山頂で過ごすことに(笑

 

山頂から望む焼山。一時は200mにも及ぶ水蒸気を吹き上げていた火山ドームですが、

ここ最近はすっかり優しくなって山の季節を楽しみにしていた登山者を受け入れてくれて

いるかのよう。とは言え、自然はいきもの、いつか刃を剥くことも忘れてはいけません。

 

たっぷりとエネルギーを補給した後は、次の目的まで急ピッチで歩を進めます。

同じコースでの下山ですが、そこに待っていたのは登りでは気付かなかった錦秋の世界。

 

傾きかけた柔らかい秋の陽光が色付き始めた紅葉を鮮やかに際立たせていました。

 

紅葉を撮る。最高のお天気、絶好のタイミングで来れて幸せもんです。

 

やばっ、カメラが仕舞えない、なかなか先に進めない。嬉しい悲鳴(^^;

暫し紅葉ショーで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい紅葉に一喜一憂、先週苦しんだ十二曲がりの難所もあっという間にやり過ごし、

黒沢橋から覗く黒沢の水面に未練たらたらとイワナ姿を探してから(笑)ダラダラ木道を

延々歩いて無事に登山口駐車場に帰着。

 

帰りの途中、定番の杉野沢温泉で汗を流して、かんりさんと”ご苦労さん”でお別れしました。

機会があれば、初冬の”凛”とした空気の中、冬晴れの五岳山頂からの眺望でも如何?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024.03.17 Sunday

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コメント
昨日はお疲れさまでした。

本当に天気がいい日で山日和でしたね
登りは青空が澄みきっていて
下山は紅葉が映えて気持ちがいい日を過ごせました。

ちなみに・・・
今日は筋肉痛で流石に水にささりませんでした(笑)
  • かんり
  • 2016.10.16 Sunday 21:00
かんりさん、お疲れさまです。

本当によい日に行けましたね。すべてにおいて思い出に残る登山となりました。
来シーズンはベストな時期にT岳を是非挑戦しましょう!

先週末から3山で約3000m 足も慣れたようで思ったよりダメージなし。
一夜あけたらもう一山登れる勢いでした(笑)
  • KID
  • 2016.10.16 Sunday 21:38
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