ドライの季節がやって来た!
やっぱりこの花(タニウツギ)が咲く頃になると、間違いなく渓魚たちの目線は上向きに。
小雨の中、いそいそとやって来たのはいつものホームリバー。
昨夜からのまとまった雨のせいで少し増水ぎみか?気温・水温(11.5℃)も低めで
ほとんど虫っ気もなく、ドライで攻めるには活性が少し心配されましたが、入渓間もなく、
白泡脇の緩流帯にこの日初めて6Xのティペットに結んだ#13オオクマスピナーを流すと…
強い流れに飲み込まれる前に行き成りアタックしてきたヤマメを何とかネットイン。
今シーズンの記念すべきドライでの初物、小ぶりですがやっぱり水面での釣り味は格別なもの。
それも美しい流れから、ネイティブなヤマメでドライシーズンのスタートが切れたことは嬉しいの一言。
その後も何度か毛ばりを追うシーンがありましたが、結局、ホームリバーでは脱渓前に
もう一尾を追加して終了。もう1〜2週間もすれば盛期を迎えるか?
きっと次回はもう一回り成長した姿で会いに来てくれることでしょう。
そして次に訪れたのは、GWに勢いで年券を購入してしまった(笑)お隣の里川。
本流筋がユキシロでどうにもならないこの時期に重宝しているこの川。
しかし、ここ2年程は釣果に恵まれず…今年こそはと投資に釣り合う費用対効果を
期待してしまうのですがw さて、如何なものでしょうか?
ご覧のような典型的なヤマメの流れ。
始めて見ると… 厚みのある緩い流れにはほぼ確実に付いていて果敢にフライを
追ってくれます。こちらは既に盛期を迎えているようでした。
アベレージですが、こんなサイズが”つ”を抜けたか抜けないか、短い時間でしたが、
飽きない程度にに遊ばせてもらいました。これがもう二周り大きくなって釣れてくれればと…
今年はそんな状況に出くわすことが出来るでしょうか?
この手の里川は本流が盛期を迎えると、どうしてもスルーしてしまう傾向のため、
毎年やり切った感なくシーズンを終えてしまうのですが、今年はどんなスケジュールで
行こうか?何とも悩ましい川です(^^;
初夏を前に、季節が進む速さは目まぐるしく。まさに実感の釣行となりました。